@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023506, author = {村山, 詩帆}, journal = {佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編]}, month = {Mar}, note = {人口減少期に入った後もシェアが増大する傾向にある通信教育に注目し、モビリティの面で異なる制度的特殊性を有する定時制との比較分析を通して、戦後の日本社会における定通教育の発展過程を実証的に検討した。その結果、(1)通信制は「都会育ち」が利用しがちであるため制度的特殊性が選好されているとは限らず、規制緩和の改革に誘発されて定時制のシェアを逆転したのでもない。(2)中学卒業後の就職者が減少したことで就職進学者の受け皿としての役割が後退し、定通教育間の違いがなくなっている。(3)通信教育は卒業後の進学体制を強めており、大学・短大の通信教育に依存するようシフトしている。(4)通信教育が「イレギュラーな生徒層」の受け皿となったのは少子化以前であり、少子化を経て他県への進学と軌を一にするよう変化している、などが示唆された。, 論文(Article)}, pages = {27--41}, title = {戦後日本の教育達成過程におけるモビリティの趨勢 : 通信制と定時制の比較分析}, volume = {11}, year = {2023} }