@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023442, author = {松山, 郁夫}, issue = {1}, journal = {九州生活福祉支援研究会研究論文集}, month = {Sep}, note = {本研究では、養育里親における里子の日常生活への配慮に対する認識を明らかにすることを目的としている。養育里親を対象として、里子の過ごし方への配慮に関して意識する度合いを問う、独自の質問を記載した無記名方式の質問紙調査票による調査を実施した。養育里親として子供を養育した年数が 5 年以上あり、且つ全質問項目に回答している 148 名の質問紙調査票を有効回答とし、分析対象とした。各質問項目について、「学齢前の里子の養育経験がある」、「学齢以上の里子の養育経験がある」、「学齢前と学齢以上の両方の養育経験がある」の 3 群ごとに、各質問項目の平均値と標準偏差を算出した。次に、各質問項目について、各郡間で平均値に差があるかどうかを検討するために一元配置分散分析を行った。その後、最小有意差(LSD)法によって多重比較を行った結果、養育里親は、里子の日常生活への配慮に対して、学齢前か学齢以上かに関わらず、里子に対して、健康に生活すること、対人関係を大切にすること、充実した生活をすることについて配慮するように心がけていた。しかし、里子が学齢以上の場合、学齢前よりも、時間を守る、できることは自分でする、ルールを守るという自立に向けた行動を重視していることが示唆された。, 論文(Article)}, pages = {31--40}, title = {養育里親における学齢前と学齢以上の里子に対する日常生活への配慮}, volume = {16}, year = {2022} }