@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023407, author = {村山, 詩帆}, journal = {佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編]}, month = {Mar}, note = {日本の義務教育は、後期中等教育にくらべて選択的な就学機会が少ないが、人口減少期を迎えて以降もそのシェアは漸増する傾向にある。こうした選択的な就学機会の発展過程における公私間の構造変化と地域社会への浸透過程を実証的に検討した結果、⑴初等教育や前期中等教育の選択的な就学機会はシェアこそ小さいものの、前者は戦後を通して、後者は人口減少期に増えている。⑵後期中等教育では人口変動に応じて選択的な就学機会のシェアを増減させていたが、平成期に入りシェアを伸ばし続けている。⑶小中学校の設置基準には一定の規制効果があるが、高等学校設置基準の改正による構造変化は認められない。⑷義務教育段階では人口増加期に都市部への選択的な就学機会の集積が起こり、減少期に地方へと分散する、などが示唆された。, 論文(Article)}, pages = {11--24}, title = {戦後の初等・中等教育におけるトラッキングと地域間格差の趨勢}, volume = {10}, year = {2022} }