@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023403, author = {名本, 達也}, journal = {佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編]}, month = {Mar}, note = {Henry James 中期の短編小説“The Real Thing”は、一般的には「芸術家もの(“artist tales”)」として位置づけられている。そして、これまでの議論の大半は、語り手である挿絵画家が、「ほんもの」であるが故にMonarch 夫妻をモデルとして採用しなかったことの意味、及び、そのような選択をするに至った彼の芸術観を明らかにするために費やされてきたと言ってよいだろう。本論は、“The Real Thing”は、芸術の問題を主題として扱っているのではなく、Monarch 夫妻を通して、凋落してゆくかつての有閑階級の人々の姿を描くことにあったのではないかと指摘するものである。, 論文(Article)}, pages = {1--9}, title = {Henry James の“The Real Thing” : 主題と「ほんもの」の曖昧性をめぐって}, volume = {10}, year = {2022} }