@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023237, author = {高瀬, 麻以 and 荻野, 亮吾 and 似内, 遼一 and 深谷, 麻衣}, journal = {佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要}, month = {Mar}, note = {本論文は,地域コミュニティを対象として実施されるアクション・リサーチに関する8つの文献をレビューし,主な論点を整理した。第1に,アクション・リサーチの特徴として「共同行為」としての側面,背景にある社会構成主義,変革志向性,エンパワメントの重視という4点を挙げた。第2に研究のデザインとして,フィールドにおける課題の発見,課題解決に向けた計画づくりと組織体制の構築,課題解決のためのアクションの実施,アクションの評価という4つの段階を見出した。第3に研究法の特徴として,多様な研究方法の組み合わせであるため,トライアンギュレーションや研究の妥当性の担保が重要になることを明らかにした。第4に,研究者には,現場の調整,エンパワメントの推進,研究成果のアウトリーチの推進という3つの役割が求められることを指摘した。第5に,アクション・リサーチの終わり方には研究者の考え方が強く反映されること,パートナーシップ形成や予算確保等の問題により,研究の打ち切りを余儀なくされる場合もあることを明らかにした。, 論文(Article)}, pages = {140--162}, title = {地域コミュニティを対象にしたアクション・リサーチ論のレビュー}, volume = {6}, year = {2022} }