@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:00023017, author = {中里, 理子}, journal = {佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編]}, month = {Mar}, note = {連濁を起す反復語形がオノマトペと認定できる場合、①語基を同じくする派生形があること、②「―する」の動詞形があることを根拠とし、さらに派生形[A ン B リ][A ッ B リ]等がもとの[ABAB]型と時期の隔たりがなく用いられていること、派生形が発生後に長く用いられ続け、定着していることも条件に加えてもよいと考える。「しみじみ」は二つの条件を満たし、かつ、派生形がほぼ同時期に発生し、現代まで用いられている点でオノマトペと認めてよいと判断できる。一方、「つくづく」は「つつくり(つっくり)」「つくねん」という派生形があるが、「―する」の動詞形はなく、さらに派生形が「つくづく」よりもかなりの時が隔たって発生した点、とくに「つつくり(つっくり)」が一時期の使用に留まった点で「つくづく」を現代語のオノマトペとして認めるのは難しく、「オノマトペに準ずる語」であると考えられる。, 論文(Article)}, pages = {107--119}, title = {連濁を起す反復形の語のオノマトペ認定に関する考察 : 「しみじみ」「つくづく」の場合}, volume = {9}, year = {2021} }