@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:02000643, author = {宮村, 直美 and Miyamura, Naomi}, issue = {2}, journal = {九州生活福祉支援研究会研究論文集}, month = {Jul}, note = {視覚障害者の職業教育について、1900 年代に設立されていた盲唖学校を取り上げ、技芸科(鍼灸按摩科)における視覚障害就学者数の増加の要因とその背景について考察した。要因の一つとして、失明傷痍軍人への職業保障が考えられた。その背景としては、戦後、職業を失った多数の傷痍軍人が生み出されたこと、失明傷痍軍人への処遇として、軍人後援会の主催で失明軍人講習会を開き、視力を失った軍人に職業の機会を与えたことを挙げた。要因の二つ目として、視覚障害者の主な職業でもある鍼灸按摩術を学ぶ場が徒弟制度から学校制度へと移行した点が考えられた。その背景として内務省が発令した内務省令第十号「按摩術営業取締規則」及び同第十一号「鍼術灸術取締規則」を取り上げて考察し、なぜ鍼灸按摩業が免許鑑札制になったかという点に言及した。}, pages = {48--53}, title = {視覚障害者の職業教育に関する歴史的視点からの再考察}, volume = {18}, year = {2024} }