@article{oai:saga-u.repo.nii.ac.jp:02000015, author = {吉住, 磨子 and Yoshizumi, Mako}, journal = {佐賀大学芸術地域デザイン学部研究論文集, JOURNAL OF THE FACULTY OF ART & REGIONAL DESIGN SAGA UNIVERSITY}, month = {Mar}, note = {本稿は、明治期の画家百武兼行(1842~84)が、そのイタリア滞在期(1880~82)に描いた大作《ピエトロ・ミッカ図》(1882)(199.0×152.0cm)(前田育徳会蔵)(図1)研究の成果報告である。筆者はこの作品についての論考を2018年に刊行し、百武がこの画題を選択した理由を19世紀イタリアの歴史的・政治的状況を探ることから明らかにした。2また、この作品の図像の源泉をたどることで、百武は《ピエトロ・ミッカ図》を制作するにあたり、過去の同主題作品を参考としていたことも突き止めた。加えて、幕末から明治初めにかけての日本とイタリアの外交関係に着目することによっても、なぜ百武が《ピエトロ・ミッカ図》を描いたかについて考察した。本稿は、2018年以降、新たに見出した資料などから得た考察を前稿に加味し、新しくまとめ直したものである。}, pages = {37--48}, title = {イタリア時代の百武兼行 VII : 〈ピエトロ・ミッカ図〉(1882)について-補遺と修正-}, volume = {6}, year = {2023} }